No.21(2)シドニー散策inオーストラリア

オペラ・ハウス

撮影時期:平成30年(2018年)5月、掲載時期:令和2年5月
■シトニー散策inオーストラリア
光の祭典”ビビットシドニー”の夜を楽しんだ翌日は、昼間のシドニーを歩いて散策。
オペラハウスに始まり、ハーハーブリッジなど海沿いを歩き、その後は、一歩入った住宅街の雰囲気を楽しんだ後、繁華街にある大聖堂や歴史的建物を見物。
(1)オペラハウス

建設中のオペラ・ハウス(1966年当時、着工から7年目、1973年完成)

(1)オペラ・ハウス
オペラ・ハウスは、シドニーを代表する建築物だけど、世界遺産にも登録(2007年)されていると知りビックリ。年間1600回のコンサートやバレエ、演劇、ダンスが開催されており、世界でもトップクラスを誇るコンサートホールとのこと。
<成り立ち>
 オペラハウスが建てられたのは1973年。でも着工開始は1959年で実に14年も歳月をかけて完成。設計はデンマークの建築家ヨーン・ウッツォン、世界中に公募して200件以上の応募から彼の設計アイデアが選ばれた。彼自身の指揮で建設が始まったが、デザインの最大の特徴である貝殻のような屋根を実現するのに試行錯誤して工期が遅れ、当初予定の予算の14倍以上に膨れ上がった。

 オペラ・ハウス近くに寄っていくと、その貝殻のような屋根に似合うように内装が施されており、完成から50年経過している古い建物というより近代建築物そのもので、世界遺産に登録された意味良く分かった(笑)

ハーバー・ブリッジ

(2)ハーバー・ブリッジ
 シドニーの観光名所としてオペラハウスに次ぐのがこのハーバーブリッジ。南岸の街と北岸の街を路面電車で行き来できるように1923年に着工、9年の歳月をかけて1932年に完成。全長1149メートルで長さは世界5番目だが、幅は48.8メートルでは世界一。6つのレーンのハイウエェイ(車道)と2本の鉄道レール(線路)が通っており、そのレーンの多さで世界一だそうです。

 迫力あり景観を楽しみたい人にはハーバークライムという3時間半のツアーあり、専用ハーネスを着用してアーチのトップまでを往復できるとのこと。2枚の写真はまさにそのツアーだが、高所恐怖症の私には縁がない(苦笑)

(3)シドニータワー、タウンホール
 1981年にオープン(2011年に大改装)したシドニー・タワーは地上260メートルで南半球では二番目に高く、命綱付きのスーツを着用した屋外通路を歩くスリル満点のツアーが人気とのこと。
 タウンホールは1881年完成したバロック様式の建物で今も現役で使われている市庁舎。今回見れなかったが、8500本のパイプを有するオーストラリア内最大級のオルガンがあることでも有名。
 また、大英帝国の連邦の一つとしてイギリスのエリザベス女王の彫像が置かれており歴史を感じる。

(4)セント・アンドリュース大聖堂※
 1819年に当時の提督マッコーリーの指揮下で建てられ60年後1879年に完成したゴシック様式の聖堂で、オーストラリアで最も古い。左右対称のシンメトリーをなす四角い塔が特徴で、聖堂内には手の込んだ美しいステンドグラスが多数あり見ごたえ十分でした。
なお、この聖堂はおおよそイギリス国教会系とのことで、女性の神父もいるのには驚きでした。
※セント・アンドリュース大聖堂をネットで検索するとハワイのオアフ島が一番で出てきますが、スコットランドにもあるようです。また”セント・アンドリュース”はスコットランドの地名です。

(5)セント・メリーズ大聖堂(カトリック)
オーストラリアのカトリック信徒の総本山で1821年に築かれる。現在の建物は1928年に60年の歳月を費やして完成したもの。なお、正面の2つの尖塔は当時なくて2年かけて2000年に完成。ローマ法王の銅像が飾られあり、カトリックの協会であること強く物語っているなあ……と印象に残る。

(5)その他街並み
大英帝国の植民地時代ころから建てられた歴史ある建物や現代の近代的建築まで様様な建物が立ち並ぶ街でした。以下、①近代的な街並み、②住宅街など一歩奥に入った街並み、③歴史ある街並み、に分けて写真をどうぞ(笑)


カンガルーとダチョウの彫刻を施している建物発見。さすがオーストラリア(笑)。

Follow me!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です