No.56-ひな祭り2020 【第3弾】”飾り方” in 目黒雅叙園 百段階段
作成:令和2年2月
■第三弾 『飾り方』
雛人形は、【3段・5段・7段飾り】が当然と思っていた。今回の展示会に行って、それは京都文化から北前船で全国に伝わった飾りで、主に東日本では主流。でも西日本(京阪文化)の一部では【御殿飾り】という飾り方があることを初めて知りました。
(1)御殿飾り
いわゆる西洋のドール・ハウス(人形の館)で、御殿の中に雛人形を配置する世界。
(2)ほうこ人形(ほうこさん)
山口・萩では、女の子の初節句に親類縁者が”ほうこ人形(ほうこさん)”という子どもの人形を送る風習があることを知る。 ほうこ人形の真ん中にあるお雛さまの飾り方は、最上段は御殿飾りをそれに7段飾りをミックスして飾っていますね。昔は飾り方を楽しんでいるのが窺われます(^^♪
(3)松江のお雛さま(写真の最下段)
漆塗りの見事な道具がお雛さまと一緒に保存されており、まさに昔のお姫様の輿入れ道具のミニチュア版の感がした。