No.31-上野桜&東照宮(平成31年3月)

撮影時期:平成31年(2019年)3月、掲載時期:令和2年4月
■上野桜&東照宮
(1)上野の桜
東京の桜の名所の定番。多くに人が賑わっていた。また、宴会用のブルーシートが所狭しと置いてあるのが、今年(令和2年)との大きな違い。

(2)上野東照宮
 上野東照宮は豪華さで四大東照宮(※)の一つともいわれるが、実際入館料500円払って入ったが、その豪華さに目を見張った。規模はともかく日光東照宮にも比肩する豪華さでした(笑)。
 寛永4年(1627年)藤堂高虎が上野の高虎の敷地内に創建、社伝では高虎と天海僧正に「家康が自分の魂が末永く鎮まる所を作ってほしい」と遺言されたという。現在の社殿は、三代将軍家光が改築したもので、関東大震災や第二次世界大戦にも焼失を免れ、強運の神様として信仰されている。

(※)東照宮
徳川家康を祀る神社。三大東照宮は、日光・久能山(駿府)・金地院(京都)と言われているが、豪華さで上野の東照宮も加えて四大東照宮とも言われる。各地の徳川・松平一門や譜代・外様大名が競って建立して全国で500社を越えて造られた。

上野東照宮:黄金の拝殿
透塀の彫刻

(3)東叡山 寛永寺
 寛永寺は天台宗関東総本山の寺院。徳川家康・秀忠・家光の三代の将軍が帰依していた天台宗の天海僧正が開山。京都の比叡山に対して、江戸の東叡山(東の比叡山)と称した。
 徳川将軍家の祈祷所・菩提寺(※2)であり、15人の将軍のうち6人が寛永寺に眠る。

(※2)徳川家の菩提寺は芝の増上寺だったが、三代将軍家光が天海に帰依し、自分の葬儀を行い、菩提寺に加わった。

東叡山(上野)寛永寺 全景

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