No.69-桜シリーズ①小金井公園~徳川吉宗が始めた桜名所~

撮影時期:令和2年3月
■桜シリーズ①小金井公園
[プロローグ]
 小平に住んでいる時は自転車で玉川上水沿いを五日市街道を走り公園に行ったが、今回は久しぶりに桜見に訪問。西武線「花小金井駅」から1.5キロ歩いて行ったが、程よい距離。帰りはJR「小金井駅」までほぼ同じ距離1.5キロを歩いて次の井之頭恩寵公園に向かった(笑)。
[内容]
(1)”小金井桜”って?
”小金井桜”は、江戸時代 徳川吉宗の時、上水の決壊防止・水毒解毒・観光名所作りを目的にヤマザクラを取り寄せて植えたのが起源。奈良県の吉野山と茨城県桜川から取り寄せたとされる由緒ある桜。その後1794年約2里(8キロ)には千本の桜並木までになり、歌川広重の「江戸近郊八景」に描かれるなど江戸の庶民の桜の名所として人気の絶頂を極めた。
 明治維新後は、明治天皇・皇后が行幸し大正13年(1924年)に史跡名勝天然記念物法の「名勝」に指定されたが、その後大戦や樹齢などサクラも衰えていた。このため、サクラの名所の復活を目指し昭和15年小金井公園造園が計画され、昭和29年からヤマザクラを始め武蔵野の地に合う様々なサクラを植え今日に至る。
(2)染井吉野(ソメイヨシノ)が綺麗
訪問した日は、まだヤマザクラの開花には早く、東京江戸たてもの館前の広場の染井吉野が5分咲きの状況だったが、それでもとても綺麗に咲き誇っていました。また、早咲きで新種の陽光(ようこう)は濃い桃色(ピンクというより桃?)が咲き誇り綺麗。

染井吉野と東京江戸たてもの館


(3)1700本、様々な種類の桜が
 小金井公園には計1700本、代表的な桜12種類をはじめ、新種の陽光(ようこう)などが植えられいる。訪問時には、たてもの館の前庭にある染井吉野が5分咲き程度だが見事だった。
 また、遅咲きのヤマザクラは4月中旬頃が満開の様子なので、まだまだ楽しめそう。

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