No.61-隅田川”橋巡り”(1/2)

作成:令和2年3月
■隅田川”橋巡り” (1/2)
 橋巡り第一弾は「001勝どき橋」から「007新大橋」まで。


(1)勝鬨(勝どき)橋
 一昨年10月 築地市場は豊洲市場に移るまでの週十年間、鮮魚などの東京の中央卸売市場として活況を呈した。 その当時の写真を掲載。

(2)永代橋
 元禄11年(1698年)に隅田川に架橋された5つの橋のうちの4番目として創橋。「永代橋と佃島、歌川広重作」(写真右)など浮世絵の題材になっている。  関東大震災後「帝都東京の門」と呼称され、現在は夜青くライトアップされた永代橋が有名。
(3)清洲橋
 名前は公募。建設当時の両岸、西岸は中央区日本橋中洲、東岸は江東区清澄一丁目から、清州橋と命名。  関東大震災の震災復興事業として永代橋と共に計画された橋で「帝都東京の門」と呼称された永代橋と対で設計され「震災復興の華」とも呼ばれる優雅なデザイン。  現在近くには、晩年芭蕉が住んだ庵跡(石碑)があり、芭蕉の神社や銅像があった。
(4)新大橋
 元禄6年(1694年)に隅田川3番目の橋として創橋。 「大橋」と呼ばれた両国橋に続く橋として「新大橋」と名付けられる。  新大橋は、歌川広重の最晩年の名所江戸百景の中に「大はしあたけの夕立ち」(写真参照)として登場。ゴッホが特に強い影響を受けたとされるこの絵は、日本橋から対岸を眺めた構図で、「あたけ」は幕府の御用船「安宅丸」が係留されていたのにちなみ新大橋付近が俗に沿うよう呼ばれていたから。

築地大橋:今回オリンピック2020で新規に作った橋

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