No.51 大阪万博”太陽の塔”(2/2)~生命の樹~
作成:令和2年2月
■胎内に躍動する”生命の樹”が天井を貫く。
太陽の塔のない内部を展示パンフレットでは”胎内”と呼んでいて新鮮さを感じる。 太陽の塔は高さ70m、基底部の直径20m、腕の長さ25m。その胎内、地下の太陽の世界を抜けると視界は一変し、約41メートルの「生命の樹」が天空に一本伸びていました。
生命の樹の周りには階段が設置され歩いて上に昇るが、万博当時はエスケレータで昇ってたとのこと。大勢の人でごった返す中で観てもらうにはエスカレータは有効だっただろうと当時を想像(笑)。 『生命の樹』とは、 太陽の塔の胎内に生命の進化をあらわす樹を復元したもの。単胞生物からクロマニヨン人まで生物進化をたどる33種類の生き物たちが下から上にびっしりと樹に貼りつく独特なインスタレーション。
”タテ散歩”(上記写真)の上段は『生命の樹』そのもの、下段はそこに貼り付いてる生き物の配置と種類を示しています。